【がん】しこりの正体は。細胞診の結果。
こんにちは。
寒い・・・。こたつが欲しくなってきました。
でもこたつがあると部屋がちらかっているようにみえるので、こたつは置きたくない派です。
でもこたつに入りたい・・
毎年「こたつ買っちゃえよ」っていう悪魔のささやきが聞こえて困っています(笑)
今のところ誘惑に勝っている!
いえ~い
・・・
昨日の続きでーす(笑)
診断結果
組織診をして2週間後。
結果を聞くために、再び病院へ向かいました。
受付をして中待合に呼ばれたので座っていると、診察室のドアが突然開きました。
「あ!Jさん入って入って。どうぞ。」
メガネ先生がドアからひょっこり顔をのぞかせて言いました。
『え。先生自ら(笑)そういうのって普通看護師さんがするんじゃ・・』
メガネ先生はお会いするたびにいつもノリが(?)おもしろくて、毎回変な人だな~
変わってるな~って思っていました(笑)
でも説明がとても丁寧で、そして優しいとてもいい先生です。
「Jさん、2週間前に細胞を吸いとって検査に出した結果がね、出ました。」
「どうでしたか?」
「それがね。よくわからないみたいなんだよね。」
「え、どういうことですか?」
「前回採取した細胞だけでははっきりと判断できない。だからもっと大きく細胞を切り取って再度送ってほしいってことなんだよ。」
「それって・・がんかもしれないってことですか?」
「いや、今の段階じゃわからない。細胞診よりも正確な組織診をやってもう一度検査に出そうと思うんだけど・・。どうする?」
「・・・」
「いま妊娠何週かな?」
「39週です」
先生が大きめの注射器のような着火マンような形の器具を見せてくれました。
「胸に麻酔をしてこれを刺してしこりの組織を大きくとるんだけど。大きな音がするから少しびっくりするかもしれません。
今日組織診をやるとするとまた結果は2週間後になります。でもJさんは今妊娠中だから身体への負担もあるし、今はやりたくないっていうなら出産後にしてもいいと思うよ。どうする?」
『そんなこと急に言われてもなあ』というのが正直な気持ちでした。
「麻酔は妊娠中でも大丈夫なんですか?」
「少量だし大丈夫です。」
「・・・」
考えているわたしにメガネ先生が言いました。
「僕は乳腺外科医だから、お腹のことも大事だけど胸のこともちゃんと診たいって思ってしまうんだよね。Jさんが決心してくれるなら今日組織診をやってしまおうって思ってる。」
「・・わかりました。今日やります。」
「よし。がんばろう!!」
ベッドに仰向けに寝るように指示され、怖くて怖くて深呼吸を繰り返します。
「看護師さん。痛いですか?これ」
「う~ん、この前よりは痛いかも(笑)」
ま・じ・か・YO
先生が麻酔を打ちます。
そしてあのでっかい注射器のような、着火マンのような器具を袋から出しました。
(私はスナイプと呼んでいました(笑)ブラックペアン見てた方ならわかりますかね?(笑))
エコーでしこりの位置を確認して刺す位置を決めています。
『スナイプ太すぎる!こわすぎる!!』
「じゃあ刺していくねー。」
グッと身体が押され、スナイプが入っていくのがわかります。
でも麻酔のおかげで全然痛くありません。
(わたしは割と痛みに強いタイプです。)
「はい、じゃあとりますねー」
バチン!バチン!
(このときの記憶があいまいなのですが、2~3回聞こえたと思います)
あまりの音にびっくり。すごい機械音でした。
でも痛みはありません。
先生が挿入口をテープでふさいでくれます。
「じゃあちょっと待っててね。」
先生は診察室の裏に入っていきました。
カーテンで仕切られているだけなので、中の声は丸聞こえです。
「なんだこれは??あぶらっぽい?」
メガネ先生の声です。
『え、なにー。なんか変なの出たかな・・』
メガネ先生が戻ってきました。
「検査に出すからまた2週間後になります。もし出産日とか入院中に重なっちゃったらご家族の方にお願いしてもらってもいいし、日にち変えてもらってもいいからね。一応2週間後に予約をいれておきますね。」
そういって予約をとってくれました。
「先生、赤ちゃん産まれたら左からあげても大丈夫なんでしょうか。」
「万が一がんだったとしてもあげるのは問題ないよ。でも色が茶色や黒っぽかったりしたらやめておいたほうがいいかもね。張ってきたら痛いと思うから絞っても大丈夫だからね。」
「わかりました。ありがとうございました。」
会計を終えて帰宅すると、手伝いに来てくれた義母がいました。
病院に向かう前、一緒についていこうか?といってくれたんですが
「結果を聞きに行くだけだから大丈夫です。」と断っていました。
まさか再検査になるなんて微塵も思ってなかったので。
急に再検査になったんだというと義母も旦那も「心の準備もできないうちに大変だったね。」と言ってくれました。
結果が出るまで2週間。
陣痛もいつくるかわからないし、結果が出るまで不安な日々を過ごすことになります。
つづきます。
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