【がん】しこりの正体。第二子を出産して5日後にがん告知を受けた②
おはようございます。
三連休最終日。
ママにとっては早く終わってほしい三連休・・。
毎日バタバタしております。
朝ごはんを食べながら昼ご飯を考え、昼ご飯を食べながら夜ご飯を考える。
食べることしか考えていません(笑)
では昨日のつづきです。
がん告知とステージ
診察室に入るとメガネ先生から検査の結果を伝えられました。
「Jさん。検査の結果なんですけどね。残念ながらがんでした。」
・・・。
頭の中が一瞬で真っ白になりました。
わたしはついこの間可愛い女の子を出産して、無事に今日二人で退院してきたばかりなのに、いったい何が起こっているんだろう。
ついこの間娘に会ったばかりなのに、少しの間しかいっしょにいられないの?
メガネ先生がいろいろとお話しされていたように思いますが、全く覚えていません。
気づいたときには涙があふれていました。
「がんは2つあって、くっついているので雪だるまのような形をしています。これから検査をして、その結果から今後の治療について決めていきましょう。Jさんはまだ出産したばかりだから、検査は一か月後に行いましょう。初乳は大切だから検査までの一か月間はしっかり赤ちゃんに飲ませてあげてね。それから治療に専念しましょう。」
からだが勝手に震えて涙がとまりません。
『わたしはいつまで生きられるんだろう。もうダメかもしれないなんて考えたことなかった。あたり前に80歳くらいまで生きていくような気がしてたけど、あたり前じゃなかったんだな。』
「メガネ先生。わたしのがん、まだ治りますか?」
「もちろん!ただし一つだけ残念なことを言うと、Jさんのがんは初期のがんではないです。進行性のがんです。ステージでいうとⅡになると思います。でもステージⅡの中でもaとbがありますからね。どちらなのかは検査をしてからでないとわからないですが。がんばって治していきましょう。」
もう「わかりました」というしかありませんでした。
全くわかっていなかったんですが、とにかく早く帰りたい気持ちでいっぱいでした。
「次はご家族と一緒に来て、わたしからご家族に説明させてください。一か月後にMRIとCTをやりましょう。」
診察室を出ると待合室にいる人たちが、号泣しているわたしの顔を不思議そうに見ていました。
会計を済ませて病院を出るとすぐ携帯を取り出し、旦那にラインを入れてから母に電話をかけました。
「がんだった」
母はとても驚いて何て声をかけていいのかわからないようでした。
「とにかく早く家に帰って旦那さんと話しをしなさい。」
そう言われて電話を切り、車に乗って家に帰りました。
がん専門の病院へ転院
家に着くと旦那と義理の母が待っていました。
義理の母は私を見るなり涙を流して抱きしめてくれましたが、旦那はしたを向いたままで顔が見えません。
泣いていても仕方ない。今後のことを話そうと旦那と向き合いました。
わたしが検査をした病院は総合病院で、がん専門の病院ではありません。
「症例数も違うだろうし専門の病院に転院したほうがいいんじゃないか」
旦那と実母にそういわれましたが、わたしはメガネ先生がとてもいい先生だったことや
病院が家から近いため子育てしながら通院しやすいし入院のときでも何かと都合がいいという理由で、店員にはあまり乗り気ではありませんでした。
一晩考えよう。
携帯でがんのことを調べては不安になり、いてもたってもいられず頼りにしている以前勤めていたところの先輩に相談してみることにしました。
すると、わたしも知っている元同僚が同じがんで治療していたけど今は仕事に復帰して元気にしているよと教えてもらうことができ、話しを聞いてくれるかもしれないからと連絡をとってくれたんです。
さらに高校の同級生にも連絡をしたところ、旦那さんのお母さんががんだったとのことでいろいろと教えてくれました。(お母さんも元気にされています)
身近にがんで闘病されてた人がいたなんて、自分が乳がんになる前は全然気がつかなかったことです。
そして実際にがんの治療をしている人たちから話しを聞いて、わたしは転院することに決めました。
でもメガネ先生に何て言おうか。
病院の先生は転院を嫌うってよく聞くし、万が一紹介状書いてもらえなくて転院できなかったりしたらどうなるんだろう。
転院が決まるまでいろいろと不安になることが続きます。
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