胸のがんになっちゃいました!ブログ

第2子妊娠中にしこりを発見。出産後、退院の日に乳がん告知を受けました。子育てしながら治療と仕事に奮闘する毎日をブログにつづっていきます。

【がん闘病日記】入院までの一か月半

こんばんは。

かなり間があいてしまいました。元気で(?)やっております。

はやく終わないかなー抗がん剤(笑)

身体のいろんなところが痛くなったり痒くなったり忙しいです。情緒も不安定でイライラしたと思ったら急に泣けてきたり。感情のほうも忙しいで(笑)

 

病院に行くと大体嫌なこと言われるし聞かされるので病院拒否したいです、もう。

真面目なんで行きますけども。ほんとにねー。

グチしか出てこない、すみません(笑)

 

 

【前回のつづきです】

入院までの一か月半は、それはそれは長かったです。

一か月半の間、入院準備や子どもたちを見てくれるように義理の母にお願いをしたり

いろいろと忙しかったです。

 

夜は死への恐怖でなかなか寝付けなかったり、夜中に急に目が覚めたりして熟睡できませんでした。

『子どもたちとも会えなくなるのかな。子育てが終わったら、旦那と海外旅行に行ったりしようねって言ってたのにな。もう無理なのかな。』

そんなことばかり考えていました。

 

自分がガンになって死が急にリアルになったんです。言葉で表すのが難しいんですが、今までとは死に対する見方が180度変わりました。

なので、親族や友人に「大丈夫?」とか「元気出して頑張って!」って言われても、素直にありがとうと言う気持ちにはなれず。

 

ましてや、絵文字入りで「マジで!?大変だね!早く元気になって子どもちゃんたちと遊んであげてね(≧▽≦)♡」っていうメッセージには涙が出ました。

いや、風邪じゃないんだから(笑)

 

でも友人は何も悪くなくて、やっぱりなった人にしかわからないもんです。

わたしもそうでしたから。ガンになって初めて死とちゃんと向き合ったので。

みんないつかは死ぬとわかってはいるけど、それは今じゃないからリアルじゃない。

 

なんか話しが脱線しましたが(笑)

恐怖のあまり、そんなようなことをモヤモヤと考えていた一か月半。

肝心のガンのほうはというと、だんだんしこりが大きくなっているように感じていました。

 

触るのが怖くてしばらく触ってなかったんですが、入院の日が決定したと連絡があった日に『大きくなってないかな…』と触ってみました。

 

もうびっくりです。

『なんか大きくなってるやん!』

アボガドの種くらいの大きさになっていると思って、慌てて旦那に見てもらうと

「いやー、前もこんなもんだったよ。心配しすぎだよ。」と。

 

心が大荒れだったわたしは

『いやいや、また不安にさせないようにと思って嘘言うてるわ』

と思っていました。

 

しかも入院日直前には、母乳を薬で止めて胸がしぼんだからか、触らなくても胸にしこりがあるのがわかるように。

さらに痛みまで出てきたので、これはかなり進行スピードが早いガンなんだなって思いました。

入院するまでは毎日不安との闘いでした。

 

 

ここで少し、入院準備で用意したものと高額療養費制度について書きたいと思います。

私が入院する際に準備したものは以下のモノです。

  • 前開きのパジャマ
  • 歯ブラシ&コップ
  • 箸&スプーン
  • バスタオル2枚
  • フェイスタオル3枚
  • ティッシュ
  • ボディソープ
  • 上履き
  • 時計

一般的な入院グッズと違うところだけ説明します。

術後は腕が全然上がりません。というか痛くて動かすことができません。それに手術してしばらくはドレーンが繋がっているので、ゆったりした少し大きめサイズのパジャマにするといいです。

あと担当医が回診にきたときに、前開きのパジャマだと診てもらいやすいのでおすすめです。

 

そしてボディソープなんですが、大体術後3日目くらいからお風呂に入ることができます。そのときに傷口を洗うのですが、タオルでゴシゴシ洗ってはいけないので、泡立ちのいいタオルを買っておいたほうがいいです。泡だけを手に取って傷口をやさしく洗うので、泡立ちのいいタオルじゃないと難しいのです。

 

あと術後はしばらく起き上がれないので、寝ている体勢を楽にしたくなります。でも術側を下にして寝ることができないので、体のいろんなところが痛くなりやすいです。なのでクッションがあると便利でした。(病院でもうひとつ枕を借りてもいいと思います。)足の下にクッションを入れてみたり、術側の腕をクッションの上に置くだけでもすごく楽になります。

 

 

次に高額療養費制度について。

ガンの手術や入院、そして抗がん剤治療など医療費がとても高額になることはみなさんご存知だと思います。その医療費の負担を少しでも軽減するために「高額療養費制度」というものがあります。

 

医療機関や薬局で支払う1か月の医療費が上限を超えたら、その超えた分を支給してもらえる制度です。(上限額は年齢や所得によって違います。詳しくは厚労省のHPを見てくださいね。)

ですが、一度全額支払った後に手続きをしないと限度額を超えた部分を支給してもらえません。非常に面倒くさいですよね。しかもあとで支給してもらえるとはいえ、一時的でも高額な医療費を準備するのも大変です。もしかしたら、支給対象だと知らずに支給申請しなかったなんてこともあり得ます。

 

なので、先に「限度額適用認定証」の申請をしたほうがいいです。これがあると入院の際に提示しておけば、会計のときに自己負担限度額を支払うだけでその後の面倒な申請手続き(限度額を超えた部分を支給してもらう申請手続き)が不要です。(70歳以上の方は例外にあたる場合があるので詳しくは厚労省のHPを見てください)

入院前に限度額適用認定証を申請しておけば、そのあとは何も手続きをする必要がないので楽です。

 

 

とりあえず言いたいことは「詳しくは厚労省のHPをご覧ください」です(笑)

 

誰かの何かの役に立てれば嬉しいです。でも本当はこんな知識必要ないのが一番ですよね。健康が一番!

 

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